事故に遭うも九死に一生を得た美緒。 目覚めると婚約者の弟・玲偉が所有する豪邸に軟禁されていた。 必死に抵抗する美緒だったが、 玲偉の強い執着と情愛にやがて堕ちていく――。 「ほらこんなにヒクヒクして、俺を誘ってますよ」 容赦ない悦楽に溺れる中で、 沸々と込み上げる温かな気持ちと幸せな過去の記憶。 「君さえいてくれれば、それで……」 はたして何が真実で、 彼女が本当に愛したのは誰なのか？ そして二人を待ち受ける未来とは……!?